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コロナ対策その2

7月に入りましたね。あっという間の半年でした。
コロナ禍は収束せず、毎日わずかですが関西でも感染者が増えています。
ところで日本は、世界に比べてコロナ感染者に対する風当たりが強いようです。
それは、コロナに感染したのは、自業自得だと考える人が、世界でもすごく多いと言うことでご理解戴けるでしょう。(赤文字は関連記事にリンクしています)
日本人のコロナ感染者が、世界に比べて非常に少ないのは、個人個人が感染は己の責任と感じて、行動を自粛しているという民族性の特徴とも言えそうです。
夫婦げんかさえも他人を巻き込んで、仲裁してくれた人の製などという民族とはかなり違いますね。

また、感染したら家族や同僚に打つかもしれないし、重篤な感染者が出れば、それも自分のせいだと考える日本人も多いようです。
そのような日本人の特性に合わせたコロナ対策システムが、いくつか開発されています。その代表的な者が、ご当地大阪府の推進する「コロナ追跡システム」です。

このシステムは、利用するお客様用と、イベント主宰者・店舗など二つに分けられています。上記の赤文字リンクは、店舗・イベント主宰者ページです。
このシステムの仕組みは以下のようなものです。

「コロナ追跡システム」

この方法では、お店の店頭に貼付されたQRコードを、来店者が自分でスマホで読み取り、自身のメアドを登録するという方法です。
仕組みとしては、自動でメアドを取得できる方法もあるのですが、敢えて大阪府では、登録を記憶にとどめて貰うために、自身での登録を行わせているようです。この方法で登録すると、万が一同じ店舗やイベントに参加していた人から感染者が出た場合には、連絡が登録メアドに入ると言うことになります。ただし、以下のような問題点があります。

A 複数の店舗で登録することは可能ですが、その場合どのお店で感染者が出たかと言うことは、通知されません(感染者発生した店舗名は公表されません)

B 感染者がコロナ感染通報システムに登録していないと、通報は行われません。(つまり、Aさんが感染者だとして、通報システムに感染しても、保健所や病院に、そのことを通知しなければ、感染情報は回らないと言うこと)と言うことなのです。

これは、システムの限界と言うよりも、個人個人のプライバシーに配慮したやり方です。これが全国規模で使えたら、すごく面白いのですけど(有効性が高いと言う意味です)
大阪府は頑張ってますね。東京に比較すると、素晴らしいです。では、日本政府は何か対策をとっているの?と問われると、実は広報がイマイチの感じがありますが、それなりのシステムを公開しているのです。
こちらはもっと簡単です。その名も「COCOA」と言いまして、厚生労働省が主管団体です。
システムの概略はこちらです。

「COCOA」システム



説明が読みにくいので、簡単に説明すると、
1 スマホ保有者は、まず専用のアプリをサイトからダウンロードし、メアドを設定し、アプリをオンにする。

 もしくはgoogleplay

このアプリは、動作可能なOSバージョンは、iPhone端末ではiOS 13.5以上、Android端末ではAndroid 6.0以上となっております。お使いの機種によっては、動作しない可能性がありますので、動作確認機種をご確認ください。(6月19日時点で動作確認済みの機種は以下の通り)。

ASUS ZenFone 5

9

ASUS ZenFone 5Z

10

ASUS ZenFone Max M2

9

Galaxy Note 10+

10

HUAWEI MediaPad M3 Lite

7

HUAWEI P20 lite

9

HUAWEI P30 lite

9

Lenovo TB-8504X

8.1.0

Motorola moto g7 power

9

NuAns NEO Reloaded (Trinity)

8.1.0

OPPO Reno A

9

Pixel 3

10

Pixel 3a

10

Samsung Galaxy Note 10+

10

Sharp AQUOS sense3 (SH-M12)

9

SHV41

9

Sony Xperia SOV38

10

TA-1119

10

今のところ、テストバージョンですが、日々更新されている模様ですから、入れておいて損はありません。

このシステムの特徴は、特に訪問先で登録する必要がないと言うことで、ブルートゥースという、スマホの持っている機能が、コロナ保菌者(この時点では本人もわかっていない)と、1m尾内に接触しなおかつ15分以上であれば、スマホ間で情報交換して、接触情報を維持します。その情報が定期的にサーバに送ります。その接触情報はサーバに保管されます。

感染者とわかったときには、スマホからサーバに感染情報を登録します。するとサーバから感染情報の処理番号が提供されますので、その処理番号を接触者通知サーバに送ります。あとは、通知サーバが、14日以内に接触した(全くの他人でも、覚えていなくても)全ての人に、感染者情報を送信してくれます。

ただし、隣り合った人出あっても相手もCOCOAアプリに登録していなければ、通知はされませんし、仮に登録してあっても、ブルートゥースのスイッチをOffにしてあれば、通知はされません。
勿論感染者の氏名は公表されませんし、どこで接触したかという場所も公開いたしません。それだけに、個人のプライバシーも確保できるようになっています。
通知を受けた人は、コールセンタや保健所などに相談することになります。

これも大変便利なシステムです。

個人店舗で、コロナ対策は行っていても、なかなか完璧にはできないと言う店舗や、不特定多数の人が来店されるというお店や会社では、自社開発のシステムの導入を考えるよりも、この方法を活用する方が、費用もかからず比較的簡単に感染者追跡・通報システムを構築できるようになります。

そしてもう一つ前に進めるコロナ対策があります。
それは自社で顧客を管理し、万が一顧客からコロナ感染者が出たら、自らそれをお客様に通知するという方法です。
これは、簡単に言うと、自社運営のメルマガサイトを構築し、そのサイトにメールアドレスを登録して貰うだけで、御社の会員登録されるというものです。
この時点では、メアドの登録だけですから個人名などの属性情報は、何ら登録されていません。

万が一、お客様にコロナ感染者が出た場合、保健所などから通知がされますから、その時点で感染者がいつ訪問したかと言うことも話からわかります。
そうすると、その感染者が来店された当日とコロナのウィルスが残存しそうな4日程度後までに会員登録された人のみを洗い出して、緊急お知らせを発送すれば良いのです。
そのアプリは、小規模で使用する分には無料です。
その代わり設定などは全て自分でやる必要がありますし、サーバが必要になります。とはいえ、その部分は当社でも代行できますので、自由に使用して戴ける内容と、機能を兼ね備えています。
「ACメーラー」と呼ぶシステムなのですが、本来はメルマガ発酵用アプリなのです。でも無料版と言っても、最高1万件のメールを同時配信できますから、コロナ対策を兼ねて、お客様向けメルマガ発行してゆくという考え方で導入して戴くのが良いでしょう。

コロナの感染速報には、使うことがほぼないでしょうが、そのかわりお店の近況や、ニュースなどをこのシステムで行えば、販売促進にも役立ちます。
詳しくは当社にお問い合わせください。
サーバによっては使えない場合もありますが、対応いたしますのでお気軽にどうぞ。初期設定から、使い方までお教えいたします。(設定代行や、メルマガ発行代行サービスも可能です)















 

 

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